三丁目のルゴサ「ALWAYSな風」

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」やラテン世界、観光ガイドにない神戸歩きなど

「スパングリッシュ」な人々の今、そしてこれから

アメリカにおけるヒスパニック移民やその社会について少しでも

知りたいと易しく読める本を探していたが、

映画作品でこんなに面白いものがあった。

「スパングリッシュ」である。

映画そのものについては映画情報に精通し、映画を愛されている方々の

ブログ記事を見つけたのでリンクを貼らせて頂く。

どちらもとても美しい体裁のブログだ。

龍眼日記 Longan Diary スパングリッシュ

「スパングリッシュ」 そのサンドイッチ食べさせて! - 目の中のリンゴ




僕が注目したのは言語生活やアメリカ文化受容の違いからくる価値観における

メキシコ系移民社会の世代間の断層である。

これは「スパングリッシュ」においても母と娘の間の葛藤ともなっているが

映画だけでなく現実に広くヒスパニック社会に見られる問題らしい。

「アメリカのヒスパニック・ラティーの社会を知るための55章」という本には

そのへんの実話が掲載されているので興味がある方にはお勧めしたい。

NHK教育テレビのスペイン語会話番組他良心的なスペイン語学習のテキストには

メキシコや南米スペイン語圏、それにスペイン本国のスペイン語と

違ってプエルトリコやキューバ、ドミニカ共和国のカリブ海スペイン語圏の

それは「S」の音が省かれて発音されることが頻繁に言及されている。

同じスペイン語を話す友人が得られると期待していた

ヒスパニック系移民の子供が出身地の違いによる

アクセントなどの違いから期待したようなスペイン語による意思疎通が

はかれずに孤立し、発想を変えて英語を学び、非ヒスパニック系の友人を得た

エピソードなどが紹介されている。

スペイン語とイタリア語、ポルトガル語がどこまで相互にイケイケかという

記事まで書いている僕としては驚きだった。




アメリカにはヒスパニックといっても「スパングリッシュ」の題材となった

メキシコ系だけでなくプエルトリコやキューバ系も多いとは先述の通りだが

ジェニファー・ロペス主演の「メイド・イン・マンハッタン」ではヒロインは

「地中海系」と台詞のなかでも形容して言われている。

関連記事「ジェニファー・ロペスは地中海系」を興味があれば御覧下さい。

この「スパングリッシュ」のなかではヒロインの娘が、ヒロインが

働くアメリカ人家庭の好意で通うことになった(一時的だが)学校で

出迎えた学校関係者にその容貌から「スペイン系?」と当事者の

そばで尋ねている。

「ルポ 貧困大国アメリカ」という本にも簡潔に述べられているが

アメリカの投資ビジネスに唆されあの「サブプライム・ローン」問題で

クローズアップされた「低信用度」の住宅購入者には

メキシコ系移民が多かったそうだ。

彼らはむしろ「スパングリッシュ」のヒロインが当初そうしていたように

アメリカのそうした「毒」なほどのビジネスにふれることもなく

同じスペイン語を話す、それも同郷のメキシコ人同士で固まって

質素に暮らしながら地道に生活する方が幸せだったし、

世界中にサブプライム問題を波及させることもなかったのではないかと

思ったりした。





さて、そのアメリカでも幅をきかせてきていたメキシコ系をはじめとする

ヒスパニック系だが、新たにアメリカに移住をする流れは収まりつつある

ようだ。


2008年4月23日号のニューズウィーク日本版に

最近のドル安を反映してラテンアメリカ諸国からの移民が減少したり、

既存の移民でさえ故国に帰る動きが顕著だと伝えられていた。

反対に強くなってきたユーロを背景に言語も共通したスペインに

ラテンアメリカ諸国からの移住者が増えているとも。






またテレビの報道ではアフリカ諸国からもスペインへの移民が増えている

様子が紹介されていた。

祖国を離れて他国に移住する背景には切実なものがあるかと思う。

しかし、僕には単純にアメリカ一極集中的な人や文化の流入がやみ、

多様化したり特にラテンアメリカからアメリカ以外の国に

流れるのは興味深い。

いや、むしろ拍手を送りたい気さえする。

特にキューバやブラジルなどはイベリア半島とアフリカの混血文化の色合いが

濃い特色や美点を持つ国も地理的にアメリカが近いために

善しも悪しきも、好きでも嫌いでもそれを意識したり影響を受けてきた。

文化・・・特に日本人に馴染深い音楽などは。

スペインで言語の壁がさほどない既存のスペイン人と移民の共同作業で

作られる新しいアフロ・イベリア文化とはどんなものになるのだろうか。

どんな音楽が創造されていくのだろうか。

それを想うと期待でワクワクするのだ。




テーマ:映画を見て、思ったこと - ジャンル:映画

ジェニファー・ロペスは地中海系

特にアメリカに移住したラテンアメリカ諸国の人々や

それをルーツにする人々をさして報道などでは

「ヒスパニック」とか「イスパニック」などという言葉が

よく使われる。

「Latino(男性名詞)」や「Latina(女性名詞)」もアメリカでは

よく使われているのだろうか。

このブログでもプエルトリコ系やキューバ系などカリブ海スペイン語圏の

アメリカ在住者について触れることがあるが、アメリカでは

メキシコ系が一番多いようだ。

しかし、この「ヒスパニック」や「Latino/Latina」では

彼らの詳細を言い表せない事実を僕は映画で知った。

あのジェニファー・ロペス主演の「メイド・イン・マンハッタン」の一コマでだ。

メイド イン マンハッタン DVD



メイド イン マンハッタンの台詞を見るなら



そこではジェニファー扮するヒロインのことを尋ねる

相手役の俳優がこう言う。

「地中海系の〜」

尋ねられた相手も同じ言葉を使って

「いや、地中海系では〜」というやり取りがある。

ジェニファーはこの映画で自身がそうであるのと

同じプエルトリコ系アメリカ人の女性を演じている。

NYの格式あるホテルが舞台で彼女の仕事仲間の

人種や民族的背景や客達のそれも多様である。

さて、問題の「ヒスパニック」という分類であるが、

これだけではこの映画の場面のように人の特徴、

とくに人種による外見のそれを言い表せないということがわかる。

「アメリカ人」、「フランス人」も同様なように。

南北アメリカ大陸や欧州の国々がそうであるように、

「ヒスパニック」の分類やコミュニティにも多様な人種が

混在しているのである。

ジェニファーが演じた役柄のようにアメリカ生まれの

ヒスパニックの場合、スペイン語より英語が得意・・・

というより英語の方でのネイティブ・スピーカーが

多いという。

こうなると人種的な特徴(外見の)を言うのだなと思った。

地中海系となればスペイン・ポルトガルのイベリア半島ほか、

イタリア系も含まれるだろう。

演じたジェニファーもプエルトリコ系のなかのスペイン系の

容姿であり、地中海系なわけかあ。

プエルトリコもキューバ、さらにはブラジルと同様に

西アフリカ系の人々もいるし、

その人種のバラエティはNYにあるプエルトリコ系コミュニティにも

当然引き継がれている。

自分の直接のルーツであるカリブ海の島々にさえ

そうは頻繁に行かないであろうこうした人々が

「カリブ海系」と呼ばれるならまだしも

人種的特徴を言うためにとはいえ

「地中海系」と呼ばれる。

こうした感覚は日本では・・・特に海外経験や西洋諸国への

旅の経験もない僕には

すごく大層なことのように映る。


関連記事として「イースト・ハーレム」というのを書いてあります。

さらに「サルサピアニスト、エディ・パルミエリはラテンのセロニアス・モンク」の後半にも

NYのプエルトリコ系コミュニティが垣間見えるように書き添えた記述があります。



なお、この映画のレビューとして次のブログのリンクを貼らせて頂きます。

シェイクで乾杯!メイド・イン・マンハッタン





テーマ:洋画 - ジャンル:映画

ALWAYS 続・三丁目の銭湯「松の湯」は国分寺の「孫の湯」さんロケ!

ALWAYS二作品は東宝のスタジオにかなり大掛かりな

セットを組んで撮影されました。

鈴木オートや茶川商店も本建築で実際に水道も引いてたり人が

住めるものだったそうです。

撮影スタッフが全国にロケハンに行ったのだけど家屋などは

イマイチだったようで、「町」をスタジオに作る決定が下ったようです。

前作の豪華版付録を見るとそうした家屋や町並みの図面などが

公開されています。

そんなだから劇場で続三を観ていたときには

「へえ、風情ある銭湯の外観セットだなあ」って思ってました。

物を知らないというのは恐ろしい(大汗)

続三のDVD豪華版を入手してから付録を読むと最初の方に

国分寺の「孫の湯」さんの写真と三丁目の「松の湯」の写真があって、

「『松の湯』は国分寺の『孫の湯』をイメージして・・」

って書いてあるんです。

三丁目作品ではカメラの位置決めをするために子役達の等身大パネル

を多用します。

いちいち彼らを引っ張り出せませんからね(笑)

「松の湯」の写真には美加ちゃん役の小池彩夢ちゃんのパネルが

デーンと映っています。

ところが「孫の湯」さんの写真は遠目から撮ったものなんですが

入口に小さく一平役の小清水一輝君のパネルらしきものが

小さく映っています。

「孫の湯」さんの前には明るいうちなのにヤタラ人が多くて、

黄色いクレーンらしきものも見えます。

「ふーん、風情がある銭湯は昼間からこんなにお客さん来るんだ。でも工事中?」

付録のあやふやな記述に騙されて?

まだこんな風にしか思えなかった(ばか、バカ、馬鹿)

後日、付録の後ろの方の頁を読むと

「『松の湯』は国分寺の『孫の湯』さんをお借りしてのロケ」

「最初っから、そう書けよ!紛らわしい」(笑)

ネットで「孫の湯」を検索するとロケ現場の活気が伝わってくる写真を掲載された

ブログを見つけました。リンクを貼らせて頂きます。

孫の湯 - 開運!上機嫌!公孫樹日記

最初からこのブログを拝見していれば僕のおバカな迷走もなかったろうに(笑)

この記事を見てみればロケ以外のナニモノでもない!!

撮影スタッフの声まで伝わってきそうな写真です。

管理人の「成人46さん」が教えてくださったのは、ロケ班のプレッシャーが凄くて

あまり近づけずこの写真群で精一杯とのことでしたが、

どうして、どうして素晴らしいです。

後日、わかったのですがロケ地の情報なども含めて熱心に

ALWAYSのことを調べて伝えてらっしゃる方々が運営されているサイトにも

この記事のリンクが貼られていました。

貴重ですね。

それからもうひとつのブログ記事を。

松の湯 じゃなくて 孫の湯

ここでは「孫の湯」さんの「素の姿」が拝見できます。

記事で面白かったというか・・知っておいて良かったなと思ったのは

普段の「孫の湯」さんの入口横には自販機やコインランドリーがあるのだが

撮影ではそれらを退かしたり隠したりしていたという記述です。

聞くと「ああ、なるほど、そりゃそうだ」と思えるけど、

聞かないで三丁目のイメージだけで「孫の湯」さんを訪れると

「???なんか・・・変だぞ」って違和感を覚えますよね(笑)

管理人の「まさつぐ」さんに情報を頂いたのですが、「孫の湯」さんは

最近、屋根の葺き替え工事をされたそうです。

幸い元の風情や雰囲気を再現する出来栄えになったようで地元民の

成人46さんもお喜びのことと思います。

それにしても・・・っていうことは

続三丁目の映像というのは工事前の「孫の湯」さんの姿を記録した

貴重な動画素材ってことじゃありません?

まさつぐさんはこの地区での美味しい麺処をおしえて下さいました。

できれば十一月位に港区愛宕などと共に訪れてみたいのでウドンも楽しみです。

そうそう、このブログでは「ラテン世界あれこれ」も扱っていながら

最近はALWAYSオンリーに。

おバカな「銭湯(ALWAYS)とラテン音楽のコラボネタ」を近日中にアップします。






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映画「ALWAYSの夕日」二作品の小学校、そして先生達

映画ALWAYSは日本全国様々場所でロケがされているけど

僕が印象に残っているのは小学校でした。

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」二作品共に同じ小学校で

学校のシーンはロケされています。

ちなみに前作では岡山でのロケが多かったそうです。

学校のロケ現場となった小学校は岡山県北部の久世市にある

旧遷喬尋常小学校です。

この現場については写真も豊富な素晴らしいブログを二つ見つけたので

リンクを貼らせて頂きます。

まずは「いくちゃんさん」のブログ

旅行記53 映画・ALWAYS 続・三丁目の夕日 ロケ地探訪 旧遷喬尋常小学校

ALWAYSファンならこの記事の写真と説明に驚いたり、感激したりは必至。

監督、キャスト、スタッフの作品のディテール、それも映らない部分にも及ぶ

気配りや愛情、こだわりをそこに見ることができるからです。

内容はいくちゃんさんのブログを見てのお楽しみ。

そして「Su-さん」のブログ

舞台となった小学校の建物の雰囲気がよくわかる写真と記事で

行ったこともない場所なのに自分がそこに足を踏み入れているかの

ようなリアルな感じが楽しめますよ。

是非、Su-さんのカメラをとおして一平や淳之介の学校を疑似体験して

下さい。

それからSu-さんのブログを拝見すると映画を観たあとにロケ地を訪れるって

ホントにいいもんなんだなあって素直に感じられますよ。

ロケ地訪問「Always (続・)三丁目の夕日」 真庭市

二作品共にDVD豪華版特典ディスクにはそれぞれ「未公開映像」、

子役を含む役者さん達の「撮影終了・花束贈呈・コメント」などが

この校舎の教室で収録されています。

続・三丁目の夕日豪華版

  

続・三丁目の夕日豪華版 
  


幸いこの旧遷喬尋常小学校は内部も見学可能だそうです。

二つのブログ記事をたよりに現地を訪れるとあの感動が蘇るのではないでしょうか。

ここからが僕からのネタです。

「続・三丁目の夕日」では、あの小学校の場面の他にも

担任の教師、山村先生に扮した吹石一恵さんが頑張っていましたね。

茶川の家に家庭訪問に来たり。

でも僕は前作で一平達の登校日に出てきた先生が

とても印象に残っています。

自習もしないで教室で野球をやっている一平達に

「こらあ、またそんなことやってえ!淳之介君を!見習いなさい!!」

これだけ言うと職員室に引き返しちゃったあの先生。

ほんとに出番も少なく、顔も小さくしか写ってませんが、

ホントにチャーミングで「あ!昔、こんな若い女の先生いたよなあ」って

どこか懐かしさを感じさせて。

前作DVD豪華版では彼女の未公開映像が収録されていて顔のアップもあります。

三丁目の夕日豪華版



あの女優さんは岡田 薫さん。

クイズ番組の問題出題レポーターなどでも活躍されてるようです。

彼女もまたどこか昔懐かしい雰囲気ですが、あの小学校のロケでは

主だった子役達はもちろん、クラスメートの子供達も当時の髪型にされて

服も時代に合わせて着用したそうです。

あの映画のエキストラの常ですね(笑)





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ALWAYS三丁目に火星人来襲!!!

続三で一平君が扇風機の前で手で自分の喉を震わせながら

「我々は 宇宙人だ」ってやる場面があります。

(画像はクリックするとDVD情報に)




彼は前作でも扇風機に声を当てて震わせて遊んでいるところを

トモエに怒られちゃうんだけど、

この時も実は山崎貴監督は「我々は 宇宙人だ」を一平君に

やらせたかったらしい。(前作の監督インタビュー音声)



「続三の英語字幕もリンダ・ホーグランドさんが担当!!!」

にも書いたようにALWAYS二作品のDVDにはアメリカでも高い評価が書かれている

リンダ・ホーグランドさん担当の英語字幕が付いています。

続三の英語字幕では担当のリンダ・ホーグランドさんは

この「宇宙人」を「火星人」にしてるんだ。

六ちゃんが豚肉のスキヤキを前に憮然とする美加ちゃんに

「名犬リンチンチン」という番組を勧めたあの頃、

もしかしてアメリカでは「宇宙人=火星人」と印象付けるような

映画とかテレビがあったのだろうか。

そしてそれは同じ頃の日本でも放映されたのか?

気になるので日米のウェブサイトを調べてみようと思います。



http://ksapanish.blog19.fc2.com/blog-entry-5.html

その英語字幕ではなぜ「我々は宇宙人だ」の「宇宙人」が

「火星人」になっていたのか?

それについての考察は次回に回すとして、

そもそもあの「我々は宇宙人だ」は1957年公開の東宝映画、

「地球防衛軍」から流行ったのではないかという説が有力なようだ。

わずかに50年ほどまえのことなのに確証がないのがもどかしいが。

しかし、その「地球防衛軍」のDVDがあるらしい!!

年代的にも一平君が知っていても不思議ではない。

興味のある方は画像をクリックしてDVD情報を御覧下さい。


地球防衛軍


暑くなってきましたね。

童心に帰って扇風機に向かって声を出して言ってみますか。


我々は宇宙人だああああああ

さて、「我々は宇宙人だああ」がなんの流行から来たのか

その有力説はわかったものの映画ALWAYS 続・三の

英語字幕(リンダ・ホーグランドさん担当)で「宇宙人」が

なぜ「火星人」になっていたのか?

英和辞書では宇宙人は映画のタイトルにもなった

「E..T.」や「エイリアン」となっているが、字幕では「Martian」、

つまり「火星人」となっている。

きわめて日本的な映画でもある「ALWAYS 三丁目の夕日」二作品に

おけるアメリカ流行史の問題かもしれない。

まず、考えられるのは天文学者など特殊な人々を除くと

当時のアメリカにおいても火星のような太陽系内の惑星は

「遠すぎない宇宙の神秘」としてイメージしやすかったのでは

ないかということだ。

日本においてもタコかクラゲのような火星人の想像図は

よく見せられた記憶があるが、これとて日本起源のものでは

なかっただろうと思う。

昔のアメリカにおける「宇宙人」、「火星人」の一般的な認識のされ方に

興味を持って調べていると、下のような事実を知った。

今から遡ること70年、映画ALWAYSの頃より20年前のことだ。

若き日の大俳優、オーソン・ウェルズがラジオドラマで「火星人」が

来襲したとの台詞を迫真の演技で読んだところ、

放送を聴いた多くの人々が「火星人」の来襲を伝える本物の臨時ニュースだと

思い込んで大騒ぎになったというのだ。

「The War of the Worlds」というのがこのラジオドラマの原作小説だ。

幸い、この衝撃を記録として伝える映像メディアやそのラジオドラマを

映画化したもののDVDが入手できる。




映画DVD音声にはウェルズのラジオドラマも収録されているようだ。



これは近年、スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演でリメイクされた。



またウェルズのこのラジオドラマ音声メディア(CD)が発売されていて

僕が調べた限りではHMVさんで入手可能だ。

画像をクリックするとHMVさんのサイトでこの商品の

情報を見たり、音声を試聴することができます。




きっとこの騒動から20年しか経っていなかった1958〜59年のアメリカでは

侵略してくる「宇宙人」を「火星人」とされがちだったのではないかというのが

僕の推論である。

そして映画「ALWAYS三丁目の夕日」二作品はそうしたディテイルまで

考えて作られたのだのだろうと。


We are the Martians. ・・・だあああああ。



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夕日町三丁目は港区愛宕がモデル!!

ありがたいものでネット上には様々な情報が公開されている。

早い段階から夕日町三丁目は港区愛宕がモデルとの情報はよく見た。

東京を知らない僕と違ってその近辺に土地勘がある人達にはそう感じら

れるのかなと思っていた。

「せめて夕日町三丁目の位置にある場所に行ってみたい」と思うようになって

港区の地図をウェブからダウンロードすると確かに愛宕は東京タワーに近い。

罪つくりなのは前作「ALWAYS 三丁目の夕日」DVD豪華版の付録、

「〜昭和はこうして作られた〜」の解説だ。

三丁目の夕日豪華版



「夕日町三丁目 本作の舞台。東京の愛宕町界隈にあると思われる。」

おいおい、ハッキリしろよ(笑)なんなんだよその微妙な書き方は。

その微妙さゆえに僕は混乱した。

前作で上野駅に六ちゃんを出迎えた鈴木オート社長の則文(堤 真一)の

ミゼットは東京タワーを左手に見ながら都電も走るあの大通りを通って

夕日町の入口にやってくる。

地図で上野駅、東京タワー、そして愛宕の位置関係を見れば上野からは

東京タワーより愛宕の方が近くないですか?

ネットには愛宕の他にも「日の出町」、「三田」さらには「品川」の説もあった。

断然の多数説は愛宕なのだけれども上野と東京タワーの位置関係から

何か割り切れない思いでいた。

しかし、ネット検索を重ねると今は閲覧のみが可能となっている

前作「ALWAYS 三丁目の夕日」公式サイトのメッセージボードに

熱心なファンの投稿者の方に応える形で映画の美術を担当された上條安里氏が

愛宕に取材に行き、「三丁目的」風景に出会った話を投稿されているのを

読み、自分のなかでもようやくこの問題は解決した。

もう一度基本的で当たり前のことを確認させて頂くと

「愛宕は夕日町三丁目のモデルではあってもロケ地ではない」ということだ。

夕日町三丁目の商店などの建物は芝居が絡む場面では東宝のスタジオなどに

組まれた大掛かりなセット、それ以外にもミニチュアを使っての撮影だ。

ロケが必要な部分では東京都の外で行われたものが多い。

続三で出てきた銭湯に関しては都内でロケされた。

詳細は後日にアップしたい。

さて、話戻って愛宕だが、僕のように東京を知らない人間にはその実際の風景も

三丁目の夕日のイメージに合わせた歩き方もまったくわからない。

ところが愛宕をALWAYSの設定に合わせて写真入で親切に紹介されているブログ記事を

見つけた。随分前にお書きになった記事に僕が書き込んだお礼のコメントを書き込んだにも

関わらず、管理人のCliffさんはすぐに僕がお尋ねしたかった有益な情報と

ともに返事を下さいました。下にリンクを貼らせて頂きます。

愛宕山と虎ノ門三丁目の夕日:Boccheruna古事記:So-net blog

僕はこの記事に基づいて愛宕を歩いてみようと思います。

(以下は続三で三浦友和さんが演じた宅間先生が淳之介の父、川渕社長に言う様に)

続・三丁目の夕日通常版




「皆さんもどうだろう、DVDや劇場でのリバイバル上映で心の三丁目に帰って、

行楽にはこの記事を片手に三丁目のモデルとなった愛宕を歩いてから

東京タワーで夕日を観てみては。」



テーマ:日本映画 - ジャンル:映画

堤 真一さんと食文化

堤 真一さんの出演作を初めてチャンと観たのは、

松嶋奈々子さんとの共演ドラマ「やまとなでしこ」だった。

やまとなでしこ DVD−BOX / 松嶋菜々子




魚屋の息子で数学者になっちゃうんでしたね。

さすがに魚には愛着があるようだった。

さて魚ばかりではない。堤さんの出演作から肉食に関する国内の地方色も

探れるのですよ。

ALWAYSのファンの間では「続・三丁目の夕日」に出てきた

豚肉のスキヤキがよく話題にのぼる。

続・三丁目の夕日通常版



堤さん扮する鈴木則文とその家族、つまり薬師丸ひろ子さん扮する妻のトモエ、

一人息子の一平(小清水一輝君)、それから我らが堀北真希ちゃん扮するところの

住み込み従業員の六ちゃんは旨そうにそれを食べてるんだけど、

親戚の美加ちゃんは「牛肉じゃないとスキヤキじゃない!」って怒っちゃう。

堤さんは「ビギナー」で面白いやり取りをしていた。

劇中で神戸出身という設定の彼は、「神戸では肉饅(中華饅)とは言わず、豚饅と言う。

神戸では肉といえば牛肉のことだからだ。」

堤さんの出身地を見れば、「やまとなでしこ」の魚屋はともかく、

肉の食文化に関してはALWAYSより「ビギナー」の方が

素の彼に近い設定ですね。

ビギナー DVD-BOX(DVD)



ちなみに当地神戸では肉じゃがも牛肉です。

もちろん家庭による例外などはありますけどね。

大学時代、東京から神戸に来ていたクラスメートが

家庭料理に飢えていて、肉じゃがなどのお惣菜を

食べさせる店に行ったそうだけど、僕にこう愚痴りました。

「なんで神戸じゃ肉じゃがが牛肉なの!?肉じゃがは豚肉じゃないと!」

僕はそれを聞いて驚いてしまった。

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のあの豚スキヤキの場面を見て、

「ビギナー」だけでなく、あの東京のクラスメートのことも

思い出すんです。

さて、次のブログ記事のリンクを貼らせて頂きます。


あれこれ日記 肉じゃが。その後・・・


みんな遭遇してんだなあ、未知との肉じゃがに!!


テーマ:俳優・女優 - ジャンル:映画

薬師丸ひろ子さんの「トモエさん」、いいねえ!!

薬師丸ひろ子さんは、ホンといい役者さんだと思わない?

・・・って僕は「三丁目の夕日」二部作で初めて実感したのだけど。


彼女は凄い人気を誇る少女スターだった。

演技も評価されていたし、歌でのテレビ出演も多かった。

(薬師丸ひろ子と言えば「セーラー服と機関銃」、近年、長澤まさみ主演で
テレビドラマがリメイクされたのは記憶に新しい)


セーラー服と機関銃(DVD)薬師丸ひろ子




セーラー服と機関銃(DVD)-BOX(4枚組)/長澤まさみ




世代的には僕はその頃の薬師丸さんをリアルタイムで見ていた世代。

でも、その頃はまったく興味がなかった。

しかし、三丁目の夕日で彼女がお母さん役を演じていると知ったとき、

時の流れを感じた。

映画のなかの薬師丸さんは顔立ちなんか昔のままだけど、

劇中での服装がピタリとはまって、この映画の世界観に不可欠な存在に見える。

昭和のお母さん。でも上品さと切符のよさと抜群の面白さを併せ持つトモエさん。

アメリカの映画紹介を見ているとすぐにブチ切れる夫の則文はトモエの母性で

なんとかとどめられているみたいに書かれていたのが面白かった。

監督も言うように薬師丸さんの手の使い方は面白い。

笑いを誘う。でも直接的に手の仕草だけで笑いを誘うのではなく、

時には語気を強めたりする台詞を凄く引き立たせる。

台詞のない場面でのそれも、身体全体や顔の表情をこの上なく。

2008年2月の日本アカデミー賞発表のときに見た薬師丸さんは

トモエ母さんのときより現代的で、より上品に見えた。当然だろう。

でもそれほどのギャップが感じられなかった。

左から堀北真希ちゃん、薬師丸さん、そして山崎貴監督の三人が

並んでのスリーショットが中継のなかで度々抜かれたが、

他のどこの作品のテーブルにもない品の良さが感じられた。

薬師丸さんと真希ちゃんがああしてならんでいるのを見ると

若手清純派トップ女優の新旧揃い踏みと思ったもんだ。



テーマ:俳優・女優 - ジャンル:映画

堤 真一さんの面白凄さ

鈴木オートの則文を演じた堤さんは「続三」の則文が

みんなに頼られたそのままに迫力があって存在感が抜群だよね。

前作の彼も面白かったけど、「続三」で「ホー!」って感心した

場面がありました。

三丁目の夕日通常版



続・三丁目の夕日通常版




それは彼が茶川と淳之介を危機から救うべく弁護士に化けた場面。

とってつけたように髪形を変えてドレスアップして茶川商店に乗り込むと

川渕社長相手に淳之介の「親権」に関して法的議論を仕掛けましたね。

その胡散臭さやギコチナサ、危うさは笑いを誘ったわけですが、

堤さんは実は数年前に某テレビ局のドラマで官僚出身の司法修習生を

好演しています。

ミムラさんが新人ながら主演した「ビギナー」ってドラマ。

ビギナー DVD-BOX(DVD)
(画像をクリックするとDVD情報に)

  


もちろん劇中は法的議論を目一杯展開していました。

そのキャラクターも堤さんの持ち味で迫力や凄みがありながら

実はお茶目で暖かい心の持ち主でした。

「迫力」や「凄み」という持ち味は変わらないのに、

片や法の担い手を真剣に目指しながらも出てしまう未熟さ、

一方ではすぐに剥げてしまう偽弁護士のメッキ。

両方の堤さんの演技を思い浮かべたら凄いなあ、面白いなあって思う。

「ビギナー」はオダギリ・ジョーさんもナカナカの好青年を演じていて

脇を固める横山めぐみさんや北村総一郎さんも最高!!

堤さんは最近のCMとか見るとAlwaysでの親父っぷりが

ウソみたいでカッコいいから、驚いてしまう。

続三で則文が「エー!!?」って間をあけて事態を察知して

驚いていて見せる場面があった。

偽弁護士に化けてスタンバイしているときに

もたいまさこ さん、扮するキン婆さんに

「自分から弁護士って言っちゃだめだよ、詐欺になるからね」って

言われたシーン。

あの「エー!!?」って前のめりに吐き出すように言うギャグは

多分、吉本新喜劇のノリだと思うよ。

豪華版DVDの特典ディスクなどでも演技外の彼が

見れるけど、根っからの関西人なんやね(笑)

山崎監督曰く「堤さんはネイティブの関西弁を喋る」

あの東京の庶民的な夕日町三丁目には関西弁の花も咲いてたわけだ(*^−')ノ

テーマ:俳優・女優 - ジャンル:映画

メチャイケ!小雪さんのCM

ALWAYS二作品のヒロインであるヒロミを演じた小雪さん。

(画像はクリックするとDVD情報に)
三丁目の夕日豪華版



続・三丁目の夕日豪華版

  



在日年数が6年にもなり夫人も日本人の英国人の友人に

ALWAYSの話をすると、「コユキも出てる映画?」ですって。

外国人にALWAYSの話をするときに、トム・クルーズ主演の

あのハリウッド映画ラストサムライで小雪さんがヒロインを

演じたことは効いてくる。

ラストサムライ




あれは小雪さんをも世界に知らしめた作品だ。

僕が初めて小雪さんを知ったのは2001年放送のドラマで東山紀之さん主演の

お前の諭吉が泣いているだった。

(DVD情報が海外のものしかなく権利関係も私にはわからないため

リンクは貼りませんが、興味のあるかたは下のURLをコピペして下さい)


http://www.zoommovie.com/jp/idroom.asp?format=VCD&productID=3353

小雪さんは学校に出入りする正体不明なセールス・レディの役。

派手な服装と色仕掛けな演技も手伝ってだが

「エライ、華のあるゴージャスな感じの女優さんだな」と思ったもんだ。

ところがその後、彼女の素顔を取材する番組で、その語り口調などが

おとなしく、知的な感じがして面白かった。

普段の彼女はあまり外で遊んだりしないとかインタビューで

言っていた記憶がある。

家にいるのが好きとか。

ALWAYSの前作で見えない指輪を「綺麗」と言い泣いたヒロミ。

続三で大阪にむかう「こだま」のなかで「踊り子」を読み号泣したヒロミ。

どちらも日本アカデミー賞では頂点を取れなかった。

でも僕らALWAYS三丁目の住人には賞なんかとれなくったって、掛け替えのない

ヒロインだ。



最近の小雪さんのサントリーウィスキーのCM,

メチャイケてますなあ。

(画像はクリックすると関連商品情報に)



石川さゆりがSAYURIの名前で歌った

「ウイスキーがお好きでしょ」にのって。

このジャズっぽいイカシタ曲は2008年石川さゆり全曲集にも

収録されているが、サントリーのCM曲のオムニバス盤にも

収録されている。

絵柄的にはこっちを。

(画像は「クリックするとCDやDVD情報が見れます)

「琥珀色の時間 ザ・コレクション・オブ・サントリーウイスキー・CM」 



これまでの同CMはまるで飲んだ翌朝のようなシチュエーション。

ベランダで後ろに足を伸ばして。

ストレッチかな?

最近のCMは夜のデートのシチュエーション。

小雪さんも凄い力入れて女っぽさのフェロモン全開!?

「ALWAYS 三丁目の夕日」で彼女が演じたヒロインの

ヒロミが吉岡秀隆さん扮する主人公のしがない小説家、

茶川龍之介に色仕掛けで迫るシーンも面白いよ。





 昭和34年のヒロミ vs 平成の小雪!!

 どっちが艶っぽい?

なお、このCMについて粋なブログ記事を見つけました。

お酒のアテにいかがですか?


ウィスキーがお好きでしょ - 人生のSonata





テーマ:俳優・女優 - ジャンル:映画

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